メーカの通信要件は信じるな(Meraki等)

備忘録的ですが、以前ハマったので残しておきたいと思いました。
私の思う「普通」の設計
システムにとあるメーカのとある製品を入れようと思った時、メーカが公開している通信要件を確認して、UDP/TCPでこんなポートをファイアウォールで許可する必要があると言うことを把握して、設計に落とし込んでいきます。
ハマったこと
Merakiのスイッチでもハマりましたし、とあるクラウドPBXでもハマりました。
メーカの公開している通信要件と、ファイアウォールで許可しているポリシー(ACL)を何度確認してもあっているのに、クラウドとの同期ができませんでした。
仕方なくポートを絞らないポリシーを追加すると、いくつか通信がそのポリシーに引っかかりました。
8.8.8.8に対するDNSや、どこかのIPに対するNTPの通信がありました。
DNSも有名な8.8.8.8でしたが、これもたまたまです。なぜならメーカのドキュメントに書いてないので、こちらでは事前に把握しようがありません。NTPの「どこかのIP」も誰の何のIPか分からず、絞りようがありません。変わるかも知れないし、メーカのドキュメントに書いていないので。
結論
言われてみればDNSやNTPなんて基本中の基本のプロトコルなので、使われていてもなんら驚きませんが、メーカの通信要件に書いていないのです。
セキュリティの観点で必要なポートのみ開けます、イコール、メーカの指定する通信のみ許可します、と言うロジックでお客さんに説明しているのに、メーカは書いてませんが許可します、とはなかなか言えないものです。
特にお客さんが非エンジニアなら説得はかなり難しいです。
そこで私なりの結論としては、DNSやNTP等の基本中の基本プロトコルは、最初から許可する前提でお客さんと話を進めること、設計に落とし込むことです。
